日本漢字能力検定(漢検)の勉強法!漢検とは?この勉強法で合格確実!?漢検を徹底分析!!

漢検とは、日本漢字能力検定協会が実施する公的な技能検定で、漢字の読み書きや意味などを問う試験です。1級から10級まであり、年3回(6月、10月、1月または2月)受験することができます。

現在は英語の資格取得に耳目が集まっていますが、日本語の勉強や語彙力・読解力の基本的な知識となる漢検は級が高いほど難易度も高く、だからこそ合格すると自分の漢字力に自信が持てるだけでなく、仕事や生活にも役立つことがたくさんあります。

そこで、今回は以下のテーマに沿って、漢検に合格するための勉強の仕方を紹介したいと思います。

日本漢字能力検定漢検)とは?

日本漢字能力検定漢検)は、文部科学省認定の公的な技能検定で、漢字の読み書きや意味などを問う試験です。1級から10級まであり、年3回(6月、10月、1月または2月)受験することができます。

各級ごとに出題される内容やレベルは以下の通りです。

引用:3q-courage.co.jp

漢検に合格するとどんなことに役立つのか?

漢検に合格すると、自分の漢字力に自信が持てるだけでなく、仕事や生活にも役立つことがたくさんあります。具体的には以下のようなメリットがあります。

  • 履歴書や職務経歴書に記載できる
  • 資格手当や昇進の評価になる
  • ビジネス文書やメールの作成がスムーズになる
  • 読書や新聞の読解力が向上する
  • 難読地名や人名を読めるようになる
  • 熟語や四字熟語を使いこなせるようになる
  • 古典や文化に関する知識が深まる
  • 語源や漢字の由来を知ることで、日本語の面白さを感じる

これらのメリットは、漢検の級が高いほど大きくなります。特に1級や準1級は、漢字の専門家として認められるレベルで、国内外で高い評価を受けます。

漢検の勉強法!

漢検の勉強の仕方は、受検する級や目的によって異なりますが、基本的には以下の3つのポイントを押さえておくと良いでしょう。

  1. 漢字表を使って覚える
  2. 分野別に練習する
  3. 過去問題を解く

1.漢字表を使って覚える

漢検では、各級ごとに出題される配当漢字(出題対象となる漢字)が決まっています。配当漢字は、日本漢字能力検定協会 のホームページからダウンロードできます。

配当漢字は、五十音順や部首順に並んでいますが、それだけでは覚えづらい場合もあります。そこで、漢検要覧 などに掲載されている「常用漢字表」を使って覚える方法がおすすめです。

常用漢字表は、常用漢字(日常的に使用される2,136文字)を音訓索引(読み方ごと)や画数索引(画数ごと)で分類しています。これを使うことで、同じ読み方や画数の漢字をまとめて覚えたり、似たような形や意味の漢字を区別したりすることができます。

2.分野別に練習する

漢検では、配当漢字だけでなく、その読み方や意味、対義語・類義語、送り仮名なども問われます。これらは出題分野と呼ばれ、各分野別に練習するというポイントの続きです。各級ごとに出題される出題分野は以下の通りです。

出題分野
1級 配当漢字・読み・書き・意味・対義語・類義語・送り仮名・語句の用法・漢字の構成・漢字の由来・漢字の文化
準1級 配当漢字・読み・書き・意味・対義語・類義語・送り仮名・語句の用法・漢字の構成・漢字の由来
2級 配当漢字・読み・書き・意味・対義語・類義語・送り仮名・語句の用法
3級 配当漢字・読み・書き・意味・対義語・類義語・送り仮名
4級 配当漢字・読み・書き・意味
5級 配当漢字・読み・書き
6級 配当漢字・読み
7級 配当漢字
8級 配当漢字
9級 配当漢字
10級 配当漢字

参照: [日本漢字能力検定協会]

 

漢検おススメ問題集!

出題分野やレベルごとに、適切な教材や問題集を使って練習することが重要です。例えば、以下のようなものがあります。

漢検 漢字学習ステップ

日本漢字能力検定協会の公式教材です。

 

漢検 過去問題集

日本漢字能力検定協会監修の過去問題集です。

 

◎でる順×分野別漢検問題集

出題頻度別にまとまった効率重視の問題集です。

 

◎いちまるとはじめよう!わくわく漢検

5級から10級までの問題集です。初めて漢検に挑戦する小学生などに人気のテキストです。

漢検漢字辞典

これ1冊で漢検以外にも日常生活に必要な熟語やことわざ・慣用句なども収録されている辞典です。五十音順になっていてとても引きやすく、見やすいつくりになっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は漢検についてご紹介しました。漢検は、自分の漢字力を測るだけでなく、仕事や生活にも役立つ資格です。日常生活に欠かせない漢字を、漢検の資格取得をきっかけに学び直すのも良いのではないでしょうか?